漫画特集

COMIC

漫画のセリフをご紹介いたします

京子

「ねえ、うちの前の道路すごく綺麗になったわよ！」
啓二

「ああ、工事終わったんだな」
啓二

「会社の規模も大きくなってきたし、俺たちも形に残るでかい仕事してえなあ…… 」
京子

「公共工事請ければいいのに」
啓二

「うーん、何かハードル高そうで…… 」
啓二

「そもそも、公共工事ってどうやって受注するんだよ？」
京子

「うーん…… 」
京子

「あ！　こういう時のためにネットがあるんじゃない～！」
啓二

「ああ、そうだな」
啓二

「なあ、経営事項審査って何だ？」
京子

「え？　知らない…… 」
京子

「あ、でも行政書士の先生が手続き代行してくれるみたい！」
啓二

「柏で対応してくれる先生は…… 」
啓二

「あった！　しかもすごい良さそうな事務所だぞ！」
京子

「早速電話してみましょ！」
西中さん

「お電話ありがとうございます！　西中法務事務所です！」
啓二

「あ、すみません。経営事項審査について相談したいんですけど…… 」
西中さん

「ありがとうございます！」
西中さん

「では来週御社様のオフィスまでお伺いしてもよろしいでしょうか？」
啓二

「はい！　お願いします！」
西中さん

「初めまして。西中と申します」
啓二

「岡本です。よろしくお願いします」
啓二

「あの、早速なんですが……経営事項審査って何ですか？」
西中さん

「はい、経営事項審査とは岡本建設様の実績や技術力、信頼度を数値化したものです。通知表のようなものだと言えばわかりやすいでしょうか」
啓二

「どうしてわざわざこんな審査をするんですか？」
西中さん

「公共工事は税金を使いますから、質が高く信頼できる企業に施工してほしいですよね」
西中さん

「経営事項審査は役所側が落札する際の判断材料になるんです」
啓二

「なるほど…… 」
京子

「では、その評価が高い方が有利ってことですよね……うちは大丈夫かしら…… 」
西中さん

「いえ、案件によって求められるランクは変わるのでそうとも言い切れないんですよ」
啓二

「でも先生、俺たちは出来るだけでかい案件を取りたいんですよ」
西中さん

「私はゴールから経営事項審査を考えています」
啓二

「ゴールから……？」
西中さん

「まず請けたい公共工事をゴールとして設定し、案件獲得に向けてランクを調整しながら経営事項審査の準備を進めていくというアプローチです」
京子

「つまり、今の私たちに合った公共工事のために準備をするということね」
啓二

「一番無駄がないな」
西中さん

「ではまずゴールを設定するところから始めましょうか」
啓二・京子

「はい！」
西中さん

「いやあ、お疲れさまでした！」
京子

「あなた！　結果が出たわよ！」
啓二

「よし、経営事項審査、完了だ！」
啓二

「これで、希望する案件を発注している役所に結果を登録して」
京子

「入札の結果を待つ！」
啓二

「 ……ということで、公立小学校の体育館改修の受注が決定した！」
社員たち

「よっしゃあ～！　おおおお！！」
啓二

「西中先生のおかげで俺たちの仕事が未来に残せます！ありがとう！」